ジャスティスレッド 溝畑淳平のピンチ③
淳平が強化戦闘員に一方的にやられているのを別室でモニターで鑑賞している2人がいる。
淫魔軍ボスのゲレーと、その右腕の女幹部リラである。実は女幹部リラは、以前ジャスティスレッドと対戦し敗北をしている。そのときはジャスティスレッド溝畑淳平の素顔を見ていなかったが、モニター越しに淳平が強化戦闘員にボコボコにされマスクオフ状態になった淳平を見ていて興奮し始めた。
「ジャスティスレッドの正体があんなイケメンの坊やだったとわね・・・・。仕返しに私もジャスティスレッドをいたぶろうかしら・・・・。」
「はははっ! リラよ。ジャスティスレッドを徹底的に痛めつけてよいぞ!」
「はっ! ありがとうございます!」
ゲレーはリラに許可を出し、リラは淳平のもとへと向かった。
「私はジャスティスブルーもとへ行くとするか・・・・。」
一方淳平は強化戦闘員の猛攻でエネルギーを消費し、マスクオフ状態になっていた。顔以外はジャスティススーツを纏ってはいるが、スーツへのダメージも蓄積していて保護機能が低下している。
「くっ・・・・・・・くそっ・・・・・・・・・・・・・・」淳平もマスクオフ状態になり焦っていた。エネルギーが低下し仰向けのままの淳平に強化戦闘員が近づいていく。強化戦闘員が足をあげ淳平を踏みつけようとすると、
「ちょっと待ちなさい!」
淳平のもとへ女幹部リラが現れた。
「て、てめえは・・・・俺が・・・・倒したはず・・・・・・。」
「そうね・・・・・。でもゲレー様のおかげで復活できたのよ。あなたにはずいぶんと借りがあるからね・・・・。
強化戦闘員、ここは私にこいつをいたぶらせてもらうわよ!」
強化戦闘員は黙ったままリラの言う通りにした。
「それにしてもずいぶんといい眺めね・・・・。まさかジャスティスレッドの正体がこんなイケメンだとは思わなかったわ・・・・。イケメンヒーローが苦痛に顔を歪めるのをたっぷりと見させてもらうわよ!」
すると、リラはハイヒールで淳平の腹を踏みつける。
「があああああああああああああああ!!」鋭利なハイヒールが淳平の腹に食い込んでいく。淳平の口から血が流れ滴っていく。
「イケメンの苦悶している姿は最高ね♪ さあ、もっと苦しみなさい!」
リラはハイヒールを淳平の腹の上で抉るようにこねくり回していく。
「ぐああああああああああああああああ!!」
淳平はあまりの激痛に叫ぶことしかできない。
「こんなんで泣き叫んでいたらもたないわよ!」
リラは首に巻き付けているスカーフを手に取ると、淳平の背後にまわり、首に巻き付け締め上げていく。
「がああああああああああ!! あっ・・・・・・・・・・・・・・・・ がっ・・・・・・・・・・」
淳平は首を圧迫され呻くことしかできない。咄嗟に首とスカーフの間に指を入れるものの、どんどん圧迫されてしまう。さらにリラは右足を淳平の腹に回し、左足を背中に押し付けることでさらに淳平の首を圧迫していく。
「くっ・・・・・・・ かっ・・・・・・・・ あっ・・・・・・・・・・・・・・」
淳平は首を圧迫されもはや気絶寸前である。リラは淳平を解放すると、倒れこむ淳平を無理やり立たせて羽交い絞めにする。
「これからいいことをしてあげるわ♪」
リラは不気味な笑みを浮かべると、淳平の耳元へ舌を伸ばしていく。