ジャスティスブルー 山本裕介のピンチ①

今回からブルー編ですが、ブルーのピンチシーンはありません。
むしろレッドのほうが(笑)















淳平が強化戦闘員とリラに敗れた頃、ジャスティスブルーこと山本裕介も淫魔軍のボス:ゲレーのアジトを見つけた。
「さて、淳平にも連絡しなきゃな・・・・。」
裕介は淳平に連絡を試みるもののつながらない。
「ま、まさか・・・あいつ・・・・・」
裕介は淳平の性格をよく理解している。おそらく淳平は裕介よりも早くこのアジトを見つけ、自分に連絡することなく単身で乗り込んだのだと。そして・・・・。
「急がないと・・・・。」
裕介は敵に見つからないように慎重に行動するものの、その足取りは早かった。
しばらく進んでいくと扉が見え、その扉からはうっすらと光が漏れていた。
そう、ここは淳平が強化戦闘員とリラに敗れた部屋である。
「もしかしてここに・・・・・・。」
裕介はそっと扉を開けるが、部屋には誰もいない。パソコンのディスプレイが点いているだけだ。
「誰もいないのか・・・・・。いや、やけに部屋が荒れているな・・・・。それになんか独特なニオイがするな・・・・・。」
淳平はこの部屋で2度も射精させられている。大半は研究のために採取され、残りもリラたちが舐めとったので、精液が残っているわけではないが、完全に拭き取ったわけではないのでそのニオイは消えていない。この部屋は思春期の青年の部屋のようなニオイが充満している。
裕介はこのニオイの正体についてはわからないものの、どこかで嗅いだことのあるようななんとなく懐かしささえ感じている。
「でもこの部屋には何も情報が無いな・・・・。」
裕介は手がかりが無いと判断しこの部屋から出た。
だが、この部屋の天井には強化戦闘員が張り付いていた。
「へへっ、私が天井に張り付いていたとも知らずに・・・・・。」
強化戦闘員はそっと部屋を出ると再び天井に張り付き、裕介に気づかれないように尾行を開始する。


そのころ、リラの研究施設では・・・・・。


「それにしてもいい獲物を手に入れたわ♡ 研究もそうだけど、私のおもちゃとしても一生使えそうだわ♪」
リラは淳平をリラの部屋のベッドで寝かせていた。手足は拘束され大の字の格好である。もちろんジャスティススーツは装着したままで、端正な顔とピッチリとしたスーツに浮かぶ鍛えられた肉体は厭らしく、ベッドを囲む雑魚戦闘員も興奮を隠せないでいた。
「うまそうな体してるな♪」
「早くあいつのケツに俺の自慢の息子をぶち込みてえ!」
雑魚戦闘員たちも淳平をどう弄ぶかを考えている。
「フフフ♪ これは研究材料であり私のおもちゃよ♪ でもあなたたちにも少し御裾分けしてあげるわ!」
リラたちは不気味な笑みを浮かべていた。
「そうねぇ・・・・ 犯すのはだめだけど、あいつの体には自由に触れていいわよ! ついでにこれを塗ってね!」
リラは大きなポリ容器に入った粘度のある透明な液体を戦闘員たちに渡した。
「これは何ですかリラ様?」
戦闘員の一人が問いかける。
「フフフ♪ これはね、私が開発した特別な媚薬よ。体に塗り込むとその部分の細胞に影響を及ぼしてあっという間に性感帯になっちゃうの♪ これで再び射精させて精液を採取するの・・・・・。」
「おお♪ なるほど!!」
戦闘員たちもこれから何をするのかを理解する。
「でもこの液体は強力だからこれを手に装着してね!」
リラは戦闘員たちに特殊素材で作ったゴム手袋を渡す。
そして戦闘員たちはゴム手袋を装着すると、透明な液体を手に付け淳平の体に近づけていく。