フォースレンジャー 第1話 蜘蛛の餌(前編)

ついにフォースレンジャー第1話です!
第1話が前半、第2話が後半となっています。
第2話も頑張れば数日中にアップロードできると思います!
またデザイン画をSeihaさん(user/2364237)に描いていただきました!
この場で改めてお礼を申し上げます!

 

 

 

 

 

 

 

 

都立栄西学園高校・・・都内でも有数の進学校である。この学校に通う生徒は頭脳明晰はもちろんのこと、運動神経も抜群で容姿端麗な人が多い。

その中でもサッカー部エース、久野純は抜群に容姿がよく学校中の女子生徒をメロメロにしてる。

男子生徒も純に憧れを抱く人が多く、その中の一部は恋心も抱いているとか・・・・

今日も日が暮れるまでサッカー部の練習は続いた。大会に向けて過酷な練習が続き、純も含めたサッカー部員はみんな汗だくである。

「俺と拓海は先生に報告しに職員室に行ってくる。だからみんなは先に着替えて待っていてくれ!」

純は部員にそう告げると、拓海とともに職員室へ向かった。

「今日も練習きつかったね! 僕なんかもうへとへとだよ・・・・。純は?」

拓海はやさしく微笑みながら純に話しかける。

「ちょっと疲れたけどまだまだいけるぜ!」

純は満面の笑みを浮かべながら拓海の問いかけに答える。

対話ない会話をしているうちに職員室へたどり着き、2人は顧問の高田先生のデスクに向かった。

「高田先生。今日も無事練習が終了しました!」

純と拓海は職員室にいるサッカー部顧問高田の元へ行き、報告をした。

汗を滴らせながら爽やかな笑顔で報告する純を見てドキドキする教諭もかなりいる。

「そうか。今日もお疲れ様。疲れているだろうからもう上がっていいぞ!」

純と拓海は報告を終えると、急いで部室へと向かった。

 

― 部室では ―

「純と拓海ってまるでカップルみたいだよな! そこらへんの男女のカップルよりも全然それっぽいし・・・・・ああ拓海がうらやましいぜ!」

と話すのは純たちと同学年の石井竜である。

竜も純ほどではないが整った顔立ちをしていて、身長は180cmを超えている。

ほかの部員も同様、容姿の整ったものが多い。

また、竜の発言に賛同するものが多かった。

すると部室のドアをドンドンと叩く音が聞こえた。

「純たちかな?」

一人の部員がドアに近づいていくと、突然ドアが木端微塵に壊された。

砂埃が舞いその姿はよく確認できないが、明らかに人間とは異なる異質な姿をしたものである。

「へへへっ! この建物からは若い男のいい匂いが漂っている。さぞかしうまそうな獲物がいるようだな!」

砂埃が晴れてくると、手足が計8本生えた人面の蜘蛛怪人の姿が露わになった。

「うあああああ!!!」

ドアに近づいていった部員が現実ではありえない人面の蜘蛛怪人の姿を見て驚き声をあげる。

だが足がすくんでしまい、何とか後ずさりすることしかできない。

そして蜘蛛怪人だけでなくその部下の雑魚怪人も現れ、部室へと侵入していく。

「何なんだよこいつらは・・・・・・アニメや特撮の世界じゃあるまいし・・・・・でもこのままだと俺たちは殺されちまう・・・・・・だったら俺たちがこいつらを倒さないとな!」

竜は内心怖がりながらも、勇気をもって怪人と対峙することを決意した。

そして後ずさりする部員の前に立つと、雑魚怪人を自慢の足技で攻撃していく。

「うりゃーー!! とうっ! たぁっ!」

竜の華麗な足技によって雑魚怪人はバタバタと倒れていく。

「へっ! 意外と大したことないぜ!」

竜は雑魚怪人を軽く倒し、少し調子に乗り始めている。

「へへへっ! お前はずいぶんと活きがいいな♪ それに顔も俺の好みだな♪」

蜘蛛怪人は竜のことを気に入ったようだ。

「てめぇ、何気色悪いこと言ってやがる!」

竜は格闘技の経験はないものの、それっぽく蜘蛛怪人を前にして身構えている。

「いくぞ!」

竜は蜘蛛怪人の腹に強烈な蹴りをかます。竜の足は蜘蛛怪人の腹に食い込んだ。

「へっ! 決まったぜ!」

竜は余裕の表情すら見せている。

「へへへっ! お前の蹴り、予想よりは強いが、俺にダメージを与えるほどでもないな!」

蜘蛛怪人には竜の蹴りは全く効いていなかった。蜘蛛怪人は不気味な笑みを浮かべている。

「ほらどうした? お前がこの俺を倒すんだったんだろう? 早くしないと他のやつらも俺の餌食になるぞ!」

他のサッカー部員も雑魚怪人と対峙していた。普段から過酷な練習を通し鍛えられているので、雑魚怪人を倒すことにはさほど苦労していなかったが、その数が多く疲労が蓄積し、少しずつ隙を見せ始めていた。

「ふざけやがって!」

竜はキックやパンチを蜘蛛怪人相手に次々と繰り出していくが、効いている様子はいられない。

竜も焦りと疲労が見え始めていた。そんな中ついにサッカー部員の一人が雑魚怪人に隙を見せ、集団でリンチされ始めた。

「ぐはっ! こえっ! があっ!」

部室には部員の呻き声が響き渡っている。

「くそーーーー!!!」

竜は助走をつけると渾身の力で蜘蛛怪人の腹にキックをかました。

「はあ・・・はあ・・・・はあ・・・・ こ、これで・・・・・やったか・・・・・・」

竜は渾身の力で攻撃し、倒すまではいかなくてもかなりのダメージを与えた自信があった。

「へへへっ! 今のはさすがにちょっと効いたぜ!」

蜘蛛怪人は予想以上のパワーに少しダメージを食らったが、怯んでいる様子は見られない。

「次は俺の番だな!」

蜘蛛怪人は肩で息をする竜に近づくと、竜の首を掴み体ごと持ち上げてしまう。

「ぐああぁあぁぁぁあぁあぁぁぁああ!!!」

竜は首を圧迫され呻き声を漏らしている。

「竜!」

他のサッカー部員が竜の呻き声を聞いて思わず竜の方向を見る。すると、その隙に雑魚怪人が部員の腹におもいきり拳を叩き付ける。

「ぐっはっ!」

雑魚怪人の拳が腹にめり込み、悶絶してしまう。

さらに雑魚怪人は壁際まで詰め寄ると、壁に叩きつけながら部員の首を持ち上げてしまう。

「があぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ!!!!」

首への圧迫で呻き声を出してしまう。

「く、くそっ・・・・・やめろ・・・・・・」

竜は雑魚怪人に首を絞められる部員の方向へ手を伸ばす。

「お前は他人のことよりも自分のことを心配するんだな!!」

蜘蛛怪人は首を絞めながら、空いている腕で竜の腹を何度も殴りつけていく。

「ぐあっ! があっ! ごえぇっ! ぐっ! うぅ・・・・・」

腹を殴られるたびに呻き声を漏らす竜。それとともに酸素の量も減少し、息苦しさが増していく。

純と拓海は部室へ向かっていた。

だが様子がおかしい。部室のドアは開けっ放しでやたら騒がしい。

「なんか変だぞ・・・・・拓海、急ぐぞ!」

「わかった!」

純と拓海は変な様子を察知し、部室へと急ぐ。

純と拓海が部室に入ると、想像を絶する光景が広がっていた。

蜘蛛怪人と雑魚怪人が竜たちをレイプしていたのだ。

「あー、気持ちいいぜ♪ だがもっと俺を気持ちよくさせろよ! おりゃおりゃおりゃ!!」

蜘蛛怪人は竜のアナルにペニスをぶっこんでいた。そしてさらに腰を激しく動かしていく。

「うあっ! ああっ! がっ! あうっ!」

竜は涙と涎を垂らしながら喘ぐことしかできなかった。

竜以外にも雑魚怪人にレイプされる部員の喘ぎ声が部室内に響き渡る。

「くそーーーーー!! やめろーーーーーーーーーーーーー!!!」

純は大声で叫ぶと、まずは雑魚怪人から攻撃を仕掛けていく。

奇襲に驚いた雑魚怪人は、竿を抜くとすぐに純にやられてしまう。

「たぁっ! やめろ!!」

拓海も雑魚怪人を倒していく。

「おいっ! こいつがどうなってもいいのか?」

蜘蛛怪人は竜を人質に取ると、竜の首を腕で絞めそれを純たちに見せつける。

「く、くそ・・・・卑怯だぞ! 竜を放せ!」

純はヒーローらしく勇敢に立ち向かう。

「そうだ! お前は何が目的なんだ!」

拓海は蜘蛛怪人の目的を問いただす。

「へへへ! 俺たちグロンド帝国はお前たちのような若い男の精液にはたくさんのパワーが詰まっている。これを利用して様々な兵器を造り、地球はもちろん最終的には宇宙全体を支配するのが俺たちの野望だ! だからお前たちには協力してもらわないとな・・・・」

蜘蛛怪人は不気味な笑みを浮かべると、竜のペニスを激しく扱いていく。

「うああああ!!! あうっ! あんっ!」

竜はただでさえ勃起しているペニスをさらに扱かれ、喘ぎ声を出す。

すでに一度射精はしていたが、股間への再びの刺激によってあっけなくイカされてしまった。

「うぅ・・・・・」

竜は射精したことによる脱力感に襲われてしまう。

そして蜘蛛怪人は手についた竜の精液を舐めとると、残りの精液を小瓶に採取する。

「竜! くそ・・・・・もういいだろ! さっさと竜を解放しろ!」

純はいつでも蜘蛛怪人に攻撃できるように攻撃態勢に入り身構えている。

拓海も純を見て身構えていく。

「それにしてもお前らもなかなかの上物だな! 左のサラサラ君は可愛いし、ツンツン頭はかなりのイケメンだな♪ この人質の竜ってやつもなかなかの好みの顔だしな♪」

蜘蛛怪人は竜の頬につく汗を舐めとっていく。

「くあっ! うぅ・・・・」

竜は頬に当たる蜘蛛怪人のザラザラとした舌の感触に甲高い声を出してしまう。

「まあいい。おい、ツンツン頭! お前の名前は何だ!」

蜘蛛怪人は純に名前を聞く。

「お前に名前なんか教えるか!」

「ならこいつには死んでもらうか!」

蜘蛛怪人は腕で竜の首をおもいきり締め上げていく。

「うがっ! があっ! があっ・・・ああっ・・・・・・」

竜は気道を塞がれ、みるみる頬を紅潮させていく。

「わ、わかった! 俺は久野純だ! 名前は教えたんだから早く竜を解放しろ!」

純はしぶしぶ名前を答える。

「そこのかわいいサラサラ君もだ!」

「ぼ、僕は山本拓海、早く竜を放して!」

拓海も普段の雰囲気とは違い、強めの口調で蜘蛛怪人に言い放った。

「純に拓海か・・・・本当にうまそうな奴らだ♪ 約束通りこの竜ってやつは解放してやろう!」

蜘蛛怪人は竜の首絞めを解くと、竜の腹に強烈な蹴りをかました。

竜の体は吹っ飛び、部室の壁に背中をうちつけた。

「がはっ!」

竜は衝撃に耐えきれず、気を失ってしまった。

「くそーーーーー!!! ふざけやがって!!! 俺の仲間を傷つけたお前は絶対に許さねえ!!」

純はさらに怒りの感情が高ぶっていく。そして腕に付けているブレスレットのスイッチを押すと、純の体は真紅のピチピチのスーツに包まれていく。

ヘルメットはなく、完全に素顔が見える形になっている。

拓海も同様にブレスレッドのスイッチを押すと、体が鮮やかな青色のスーツに包まれていく。

純と同様素顔は丸見えの状態である。

そしてなにより2人の体を包むスーツは薄い素材でできていて体にフィットしている。

よってかなりのピチピチ感・光沢が生まれて何とも厭らしいものとなっている。

純のスーツは普段の練習で鍛え上げられた肉体美がくっきりと浮かんでいて、筋肉はもちろんのこと、乳首や男の象徴までもくっきりと浮かばせている。

拓海のスーツも純ほどではないが、うっすらと肉体美が浮かんでいる。

もちろん乳首や男の象徴もである。

「俺たちはフォースレンジャーだ!! 必ずお前を倒してやる!」

純と拓海はフォースレンジャーへ変身すると、ヒーローらしく勇敢な態度で蜘蛛怪人と対峙する。

「まさかお前たちがフォースレンジャーだったとはな・・・・・なんとなく只者ではないとは思っていたが、ここでフォースレンジャーに逢えるとは夢にも思ってなかったぜ! なんてついているんだ・・・・。こいつらをあのお方へ献上すれば俺の昇進は間違えないな!」

蜘蛛怪人はフォースレンジャーの姿を見ると、さらに不気味な笑みを浮かべている。

「まずはどっちから味見をしてやろうかな?」

蜘蛛怪人は相変わらず不気味な笑みを浮かべながら2人をまじまじと見つめている。

「拓海、こいつは手ごわいぞ! 注意しろよ!」

「わかってる! 純こそ気を付けてね!」

純と拓海はお互いのことを心配している。

「きーめた! まずはお前からだ!」

蜘蛛怪人は拓海に狙いを定めると、8本の腕を使って拓海めがけて突進していく。

「たぁっ!」

拓海は蜘蛛怪人の攻撃を見切ると、軽く避けていく。

「拓海、こいつを挟み撃ちにして倒すぞ!」

「うん! わかった!」

純と拓海は連携し、蜘蛛怪人を挟み撃ちにしていく。

「後ろががら空きだぜ!」

純はブレスレッドのスイッチを押しサーベルを取り出すと、蜘蛛怪人の背中を斬りつけていく。

「うりゃーーーーーー!!!」

純の攻撃は蜘蛛怪人にヒットするが、蜘蛛怪人の背中の防御も固くあまり効いていないようだ。

拓海もサーベルを構えると、正面から蜘蛛怪人の腹を斬りつけていく。

「たあっ!」

拓海の攻撃もヒットはするものの、ダメージを与えた様子は見られない。

「こいつ、強い・・・・純、油断しないで!」

「わかってるぜ! でも攻撃し続けていればいつかはこいつにもダメージを与えられるはずだ!」

純はめげずに蜘蛛怪人に攻撃していく。

拓海も同様に蜘蛛怪人に攻撃を繰り返していく。

「そんなのは効かぬわ!」

蜘蛛怪人は尾を振り純に攻撃していく。
「うあっ!」

突然尾を振られ体をかすめてしまう。

「純!」

純の呻き声を聞いて思わず純の方向を見てしまう拓海であった。

蜘蛛怪人は怯む純の首を掴むと頭上に持ち上げる。

「があぁああぁああぁあぁあぁぁああ!! ぐっ・・・・・・」

純は首を圧迫されてもがき苦しむ。

「純を放せ!」

拓海は蜘蛛怪人の背中にタックルをかます。

突然タックルを食らった蜘蛛怪人は純の首を持つ手を離してしまう。

「がはっ! はあ・・・はあ・・・・はあ・・・・」

純は背中を打ち付け呻いてしまう。

「純!」

拓海は呻く純のもとへ駆け寄ろうとする。

「人の心配ではなく自分の心配をするんだな!」

隙を見せてしまった拓海は蜘蛛怪人の動きを見切ることができず、肩を鋭利な牙で噛まれてしまう。

「うがあぁあぁぁぁあぁあぁぁああ!!!」

鋭利な牙が肩に食い込み、出血をしている。

「拓海!」

純は拓海が肩から出血しているのを見て、心配するとともにさらに怒りの感情をあらわにしていく。

「ふざけやがって!!!」
純は怒りの感情に任せて蜘蛛怪人へ攻撃していく。
背中や腹へ攻撃していくが、なかなかダメージを与えることができない。

「お前の攻撃は効かないんだよ!」

蜘蛛怪人は8本の腕を使って純に攻撃していく。
純はサーベルを使ってうまく攻撃を避けていくものの、防戦一方である。

「このままだと・・・・純がやられる・・・・・」

拓海は蜘蛛怪人に噛まれて傷を負うものの、必死に立ち上がり、サーベルを持って蜘蛛怪人と対峙しようとするが、力が出せずすぐに地面に膝をつけてしまう。

「くっ・・・・・ち、力が・・・・・」

蜘蛛怪人の牙には毒が盛られていて、その毒が拓海の血を巡って全身にいきわたっていく。

「拓海! ま、まさか・・・・・・くそーーーーーーーーーーー!!!!」

純は拓海が蜘蛛怪人の毒に侵されていることに気づき、さらに怒りの感情をこみあげていく。
そして背中や腹への攻撃が効かないということで、今度は腕を狙って攻撃する。

「うりゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

純はサーベルを振り回すと、蜘蛛怪人の8本の腕のうち、2本だけ残して斬り落とすことに成功する。

「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

蜘蛛怪人は腕を6本も斬り落とされ絶叫してしまう。
「今のは効いたぜ・・・・・だが子の拓海ってやつ、早くしないと俺の毒で死んじゃうかもな! 助けたかったら俺を倒しに来るんだな!」

蜘蛛怪人は純に言い放つと急いで逃げていった。

「く、くそ・・・・・拓海!」

純は毒に侵される拓海のもとへ駆けつける。

「純・・・・・僕のことは・・・・いいから・・・・・・早く・・・・蜘蛛怪人を・・・・・」

拓海は純の方向へ腕を伸ばしながら言うと気を失ってしまう。

「くっ・・・・拓海を助けるには早くあいつを倒さないとな!」

純は部室を出て急いで蜘蛛怪人を追いかけていく。

「でもどこを探せば・・・・・・へへっ! あいつも詰めが甘いぜ!」

純は学校を出ると、道路に点々と緑色の液体の跡がついていることに気づいた。

これは蜘蛛怪人の血であった。

純は蜘蛛怪人の血の跡を追いかけていく。